これでいいのかな、何か違うなぁと、これまで何度となく社会に違和感や疑問を感じながらも、時代に流され続けて、いつのまにか大人になっていました。
慌ただしい日々の生活に、棚上げしていたうやむやな思いは、いつしか埋もれてしまいました。そして今、生きにくい世の中になってしまい ごめんなさい。
子育てしにくい社会の中で、がんばってくれてありがとう。
「地域で子どもが健やかに育つ環境づくり」の取組を!なんてカッコイイことは言いません。
子育てが少しでもしやすくなって、家庭や地域にもっと笑顔が増えていけるようにと、私たちが地域の子育て応援団、そして社会の応援団の一員として、何かお手伝いができたらという純粋な気持ちの大人たちが集い始めました。子どもは自分の夢や希望を叶えるために生まれてきました。みなさんで応援しませんか。そして私たちもあの頃を思い出してみませんか。
子どもたちの思い、ママたちの希望、地域の方々と意見などを出し合い、みなさんでイベントを企画し、展開していきます。また、学生さんや若者の活躍のための応援団でもあります。
【子どもたちへ だいじなおはなし その1】
これは世界中のすべての子どもたちがもっている“権利”なんだよ。
その “権利”について定めた条約が、「子どもの権利条約」、あるいは「児童の権利に関する条約」というんだよ。
戦争に巻きこまれておびえながら くらしていたり、防げる病気で命を落としてしまったり、学校にも行けずにつらい仕事を一日中しなければならなかったり、厳しい暮らしをおくる子どもたちが世界中にいて、この「子どもの権利条約」は、そんな子どもたちをはじめ、世界中の子どもたちを守ってくれるものなんだよ。 ※「子どもの権利条約」のなかでは、18歳未満を「児童(子ども)」と定義
大きくわけて4つの権利を守るように定めている 子どもの権利条約。
1 生きる権利 2 育つ権利
防げる病気などで命をうばわれないこと。 教育を受け、休んだり遊んだりできること。考えや信じることの自由
病気やけがをしたら治療を受けられることなど。 が守られ、自分らしく育つことができることなど。
3 守られる権利 4 参加する権利
あらゆる種類の虐待(ぎゃくたい)や 自由に意見をあらわしたり、集まってグループをつくったり、自由な
搾取(さくしゅ)などから守られること。 活動をおこなったりできることなど。
障害のある子どもや少数民族の子どもなどは
とくに守られることなど。
参照: ユニセフ http://www.unicef.or.jp/crc/
【だいじなおはなし その2】
どこの家庭に生まれ育っても、あなたの将来の夢を実現するために、みんなで応援する法律があるんだよ。
子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないように、子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るために、子どもの貧困対策の基本理念・基本となる事項を定め、国等の責務を明らかにして、子どもの貧困対策を総合的に推進することを目的とされた法律が作られました。「子どもの貧困対策の推進に関する法律」2014年1月施行